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お知らせ

2024.10.10

グリーフケア講演会のご案内~髙木 慶子先生登壇~

日本におけるグリーフケア研究の第一人者である
髙木 慶子先生による講演会をopsol株式会社主催で開催致しますのでご案内します。

≪目次≫
1、講演会概要
2、髙木 慶子先生のご紹介
3、グリーフケアについて
4、高齢者介護とグリーフケア

講演会概要

・開催日時:2024年10月24日(木)19時~21時※18時30分開場

・会場情報:大阪市中央公会堂 小集会室※100名~150名収容可能
大阪市北区中之島1丁目1−27
Osaka Metro 御堂筋線 淀屋橋駅 1番出口から徒歩約5分
京阪中之島線 なにわ橋駅 1番出口から徒歩約1分

・参加費用:無料

・募集定員:100名

・応募方法:専用の申込フォームから申込(Googleフォーム)
※10月2日時点ですでに応募が100名を超えた為、一般受付は終了済みとなります

・主催:opsol株式会社
・共催:opsol group株式会社/株式会社VIVA NYAGO
・協力:株式会社spirituelle beaute
・後援:一般社団法人 全人力を磨く研究所/兵庫・生と死を考える会/大阪MS/NMOコムラード/い~ち・あざーネットワーク

髙木 慶子先生のご紹介

プロフィール

髙木 慶子  たかき よしこ

熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。
上智大学神学部修士課程修了。博士(宗教文化)。

現在、上智大学グリーフケア研究所名誉所長。「生と死を考える会全国協議会」会長。

「兵庫・生と死を考える会」会長。一般社団法人グリーフケアパートナー理事。

援助修道会会員。「日本スピリチュアルケア学会」理事長。

三十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々のグリーフケアに携わる一方、学校教育現場で使用できる「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。

著書として、『喪失体験と悲嘆-阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくすということ』(PHP出版)、『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい~大災害とグリーフケア~』(NHK出版)、『悲しみは、きっと乗り越えられる』(大和出版)『それでもひとは生かされている』(PHP研究所)『それでも誰かが支えてくれる』(大和書房)、最新刊『「ありがとう」といって死のう』(幻冬舎)など多数。
※プロフィールは一般社団法人 全人力を磨く研究所HPから引用

グリーフケアについて

皆さんは「グリーフケア」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
医療従事者の方やスピリチュアルに興味がある方であれば知っている方もおられるかと思いますが、一般的な認知度はまだまだ低いのではと感じます。ちなみに、著者の私も2024年7月に開催されたグリーフケア講演会に参加して初めて知りました。
「グリーフ」とは「深い悲しみや悲嘆、苦悩」といった意味を表す言葉で、大切な人やものや事柄を「喪失」する事によって起こるもの、とされています。
一番身近でイメージしやすいのは、「家族・親族・友人との死別」であろうと感じます。簡単に言ってしまうと、これらを「ケア」するのがグリーフケアとなります。

グリーフケアとは、スピリチュアルの領域において、さまざまな「喪失」を体験し、グリーフを抱えた方々に、心を寄せて、寄り添い、ありのままに受け入れて、その方々が立ち直り、自立し、成長し、そして希望を持つことができるように支援することです。

現代日本は、稀にみる高齢化社会を向かえつつあります。戦後、多くの日本人が都市に移り住み、そして大家族から核家族へと変化が進みました。かつては自宅で亡くなる方が多かったのですが、近年は病院で亡くなる方が大半となり、近親者の死を身近に経験する機会、死と向き合う機会が減少しました。また、伝統的な宗教が弱体化し、葬送儀礼も形骸化しつつあります。同時に、地域社会も弱体化し、葬送に対する地域社会からのサポートも減少しています。死生観が空洞化し、悲嘆を抱える方々を支える場、癒しの場が少なくなっています。

多元価値社会とも言える現代は、一人ひとりが、自らの生きがいを求める時代、人間らしい死に方を求める時代であると言うこともできます。それは、医療や先端科学技術の現場はもとより、福祉や介護の現場、災害や事件・事故の現場、教育の現場、葬儀の現場など、さまざまな現場において、グリーフケアが必要とされる時代となっています。
上智大学グリーフケア研究所HPから引用

高齢者介護とグリーフケア

老人ホーム探しは、「終の棲家探し」とも言われます。つまり人生の最後の時間を過ごす場所を探すということです。高齢者介護の業界に関わる我々は、日常的にご利用者様本人とそのご家族の「死別」の場面に遭遇します。大きな悲しみ「グリーフ」に直面しているご家族様に対し、どのように関わらせていただくのが良いのか?この疑問に「グリーフケア」は一つの答えを教えてくれます。
またプライベートにおいても、誰しもいつかは直面するのが「大切な家族や友人との死別」です。本人にしかわからない深い悲しみに直面している大切な人に、どのように寄り添えば良いのか、どのような言葉をかけてあげるのが良いのか、そういった事について考えるきっかけになるのがグリーフケア講演会だと考えております。
是非多くの方に「グリーフケア」を知ってもらえればと思います。

≪まとめ≫
グリーフケアは誰しもがいつかは直面する深い悲しみ(大切な人との死別など)に対する向き合い方に気付かせてくれると思います。
これを機に是非「グリーフケア」に興味を持っていただければ幸いです。
※10月24日開催のグリーフケア講演会について、当日の参加募集は締め切りましたが、後日動画配信等で当日参加出来なかった方が視聴できるようにする予定です。
当ホームページでも後日ご案内予定ですので、興味がある方は定期的にホームページをご確認ください。

≪著者情報≫

石津 和幸(イシヅ カズユキ)
opsol高齢者・ケア住宅紹介サービス代表

西日本で唯一、「老人ホーム探しの専門家」として大手新聞社主催のメディアサイトに登録されている、高齢者・ケア住宅探しのプロフェッショナル。
中立・誠実」を理念に掲げ、業界の健全化推進にも取り組んでいる。